あいざわのブログ

学生向け記事と備忘録。

倫理学a 参考文献:公衆衛生の倫理学

赤林朗・児玉聡編『入門・医療倫理III: 公衆衛生倫理』、勁草書房、2015年

公衆衛生の倫理の教科書。明瞭簡潔。

入門・医療倫理III: 公衆衛生倫理

入門・医療倫理III: 公衆衛生倫理

  • 発売日: 2015/12/01
  • メディア: 単行本
 

編者の児玉聡さん(京都大学文学研究科倫理学専修准教授)によるオンライン講座「パンデミック倫理学」もおすすめです。五回に渡って、濃厚すぎる講座が展開されます。

youtu.be

 

廣瀬巌『パンデミック倫理学』、勁草書房、2021年

コロナ禍を倫理学的に考えるための最新本。倫理学一般の入門としても面白く読めると思います。

 

グレッグ・ボグナー他『誰の健康が優先されるのか : 医療資源の倫理学』、岩波書店、2017年

 

ミシェル・フーコー『監獄の誕生』、新潮社

監視に関する哲学の古典。ちなみに、私はフーコーの思想で博士論文を書きました。多くの人に読んでほしい本です。

監獄の誕生<新装版> : 監視と処罰

監獄の誕生<新装版> : 監視と処罰

 

 

デイヴィッド・ライアン『監視社会』、青土社、2002年 

インターネット社会における監視について論じた研究書。ちょっと古いが、まだ参考になるところはあると思う。

監視社会

監視社会