おすすめフランス関連映画 2020
フランス語初級の授業で紹介した、フランスの社会や文化に興味のある人におすすめの映画です(私の好みよりも、見やすさ重視)。ぜひ、吹き替えではなく字幕でフランス語の音も楽しんでください。
エリック・ロメールの作品
大好きなフランス人監督です。パリだったり、田舎だったり、素敵な風景をバックにいろんな恋愛が繰り広げられます。『海辺のポーリーヌ』あたりから見始めてはどうでしょう?私のお気に入りは『緑の光線』『コレクションする女』です。
『グッバイ・ゴダール』
最近見てヒットだった作品。真面目なゴダールとヴィアゼムスキの伝記映画になっている。ヒロイン役の女優さんが最高にチャーミング。ゴダールの映画を見ろというつもりはありません。
事故で全身麻痺となり、車いす生活を送る富豪と、その介護役に抜擢されたスラム出身の黒人青年の交流を描いた作品。実話に基づくそう。移民社会フランスを垣間見られます。
『8人の女たち』
フランスを代表する8人の女優が歌って踊るミュージカル仕立ての作品。気軽に楽しめます。
アメリカの監督ウッディ・アレンの作品。彼女とパリを訪れたアメリカ人作家。彼女とうまくいかない真夜中に20世紀初頭のパリに迷い込むという不思議なお話。知っていると楽しめるネタが色々仕込まれています。これを見ておくと、パリを旅行中に雨が降っても、気落ちしなくなる(←どういう意味か、作品を最後まで見て確認してください)。
現代アメリカを代表する映画監督クエンティン・タランティーノの作品。第二次世界大戦中のナチス占領下のパリが舞台。純粋なフィクションですが、雰囲気は感じられます。